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【盛り上がる】高齢者レクリエーションの解説、おすすめゲーム紹介!

学生・社会人時代は、学校や会社で行事や忘年会などのイベントがあったり、家族で季節に合わせたイベントを行ったりしますよね。

しかし高齢になると、自らサークルやコミュニティに参加しなければイベントをたのしむ機会がなく、他者や地域社会との交流も減少してしまいます。

今回は、高齢者向けレクリエーションの目的や効果、注意点を解説するとともに、おすすめのレクリエーションをご紹介いたします。

レクリエーションは心身の健康にとって大きな役割を果たすため、レクリエーションについて知りたい方、元気な老後生活を送りたい方は是非ご覧ください。

この記事はグランメゾン迎賓館が執筆しています。


高齢者向けレクリエーションの目的と効果

多くの施設では高齢者向けのレクリエーションが取り入れられていますが、一体どのような目的があるのでしょうか?

高齢者の生活にレクリエーションを取り入れることで得られる4つの効果をご紹介いたします。

コミュニケーションがとれる

レクリエーションを行う目的の一つは、他者とコミュニケーションをとることです。

コミュニケーションを取ることによって認知症を予防する効果が期待できます。

相手の様子を見て雰囲気をつかんだり、会話の中で複数のエピソードを聞いたり、新しい知識を得たりすることで脳が多くの刺激を受け、認知機能の低下を抑えることに繋がるのです。

また仲間や友人ができて生活に楽しみが増えることで、高齢者の精神面の健康を支えてくれます。

ひとは、コミュニケーションを取る場がないと引きこもりや老人性うつ・認知症になるリスクが高まります。
レクリエーションを通じて複数人とコミュニケーションをとることで、脳機能を刺激したり精神の健康に繋がる効果が期待できるのです。

身体機能の向上

レクリエーションを通してたのしく身体を動かすことで、身体機能の維持・向上させることも目的の一つとしています。

身体機能が向上すると、寝たきりや死亡、生活習慣病の予防、メンタルヘルスの改善などの効果が期待できます。

加齢とともに筋肉量、筋力、身体機能の低下がみられるようになり、高齢者は2週間ベッドの上で絶対安静をしているだけで脚の筋肉が2割も萎縮するといわれています。

日常生活の動作(ADL)だけでは運動として不十分なため、レクリエーションで体を動かすことで適度な運動をたのしく生活に取り入れているのです。

>>運動が高齢者にもたらす健康的なメリットを詳しく知りたい方はこちら

脳の活性化

レクリエーションの目的には、脳を活性化させることもあげられます。

レクリエーションには頭を使って遊ぶゲームがあり、脳を刺激して活性化させることで認知症の予防や進行を遅らせる効果が期待できるのです。

一般的に仕事や子育てに一息つくと、考えて行動したりする機会が減ると言われています。
思考の低下は認知症につながるため、頭を使うクイズや指先を使うゲームなどで脳細胞を刺激することで、認知力の低下を防いでいるのです。

日常生活の動作(ADL)と生活の質(QOL)を上げる

レクリエーションを通して、日常生活の動作(ADL)と生活の質(QOL)を上げることも目的のひとつです。

日常生活の動作と生活の質は密接な関係にあると言われており、生活の質をあげることは日常生活の動作の維持・向上にも繋がります。

世界保険機関であるWHOは「生活の質(QOL)とは、生活における、高齢者自身の主観的な“幸福さ”“満足さ”“充実さ”によって測られるもの」としています。

レクリエーションで体を動かしたり頭で考えたり笑ったりすることは、単調になりがちな生活の中に生まれる刺激であり、それが高齢者の「充実感」や「生きがい」となり生活の質をあげることに繋がるのです。

また気分転換やストレス解消、精神の安定などの効果も期待できるため、レクリエーションで高齢者の生活に刺激を与えることは気分の明るさを保つ大切な役割を担っています。

高齢者向けのレクリエーションで注意するポイント

高齢者向けのレクリエーションで注意するポイント
高齢者向けレクリエーションを考えたり行ったりする際に、注意するポイントを説明します。

まず、ルールが簡単でわかりやすいゲームを選びましょう。
理解するのが難しいような複雑なルールでは、ゲームを始める前にやる気が失せたり楽しめなくなってたりしてしまいます。
さらに運動系のレクリエーションを選ぶ場合は、身体への負担や怪我の可能性を考えて決めてください。

そして、無理にレクリエーションに参加させることはやめましょう。
体調が優れない方や気分が乗らない方をイヤイヤ参加させても。ストレスになってしまいます。
たのしんでもらうことが大前提なので、本人の意思を尊重させてください。

レクリエーションを実際に行う際には、大きな声ではっきりと進行し、安全に十分配慮しましょう。
耳が遠くなってしまった方にもしっかりと聞こえるよう、大きな声でゆっくりと話すことを心掛け、参加者の安全に注意しながらゲームを進行してください。

また参加者に楽しんでもらうには、自尊心を傷つけないよう敬意を払うことも大切です。

レクリエーションを進行する方は以上のポイントに気をつけながら、高齢者が安全に楽しめるゲームを実践しましょう。

盛り上がるレクリエーションを紹介

盛り上がるレクリエーションを紹介
それでは、実際に介護施設などで行われているおすすめのレクリエーションを目的別にご紹介します。

体操や運動など、身体を動かすレクリエーションでおすすめなのは風船バレーや紙コップゴルフ、ラジオ体操、輪投げ、ボール運びなどです。

ボールを風船に変えたりゴルフのゴールを紙コップで代用したりなど工夫することで、高齢者も安全に簡単にゲームをたのしむことができます。

頭を使うレクリエーションでおすすめなのは、オセロなどのボードゲーム、なぞなぞ、クロスワードパズル、犬猫脳トレなどです。

高齢者に親しみのあるボードゲームは盛り上がり必須のレクでしょう。
犬猫脳トレはおかしな間違え方をしやすいので、参加者たちから笑いが巻き起こります。

指先を使うレクリエーションでおすすめなのは、折り紙、塗り絵、お菓子作り、後出しジャンケンなどです。

お菓子作りなどの料理系のレクリエーションでは、作ったものをみんなで美味しく食べられるのも魅力的。

どれも盛り上がるゲームばかりなので、気になるものがあったら是非試してみてください。

グランメゾン迎賓館シリーズのレクリエーションは多彩で気軽に楽しめる!

レクリエーションは、高齢者の身体機能や脳機能を刺激するため心身の健康に非常に効果的です。

また、他者とコミュニケーションをとることにより認知能力の低下を防いだり、ADL、QOLをあげたりする効果もあります。

グランメゾン迎賓館シリーズでは季節ごとの行事やイベントをはじめ、ご入居者様どうしで気軽に楽しめる趣味の時間などを積極的に開催しております。

イベント行事の新たな取り組みとして、グランメゾン迎賓館京都嵐山では「オンライン健康運動イベント」を開催。

ご入居者様が健康運動をしているところにオンライン環境で地域の方々にも参加してもらうので、コロナ禍でも安心して地域の方々との交流をたのしめるイベントです。

ほかにも餅つき大会やカラオケ大会、出張ネイルサロン、プロ野球解説者トークショーなどのイベントも開催しています。

>>グランメゾン迎賓館シリーズのイベントスケジュールを知りたい方はこちら

イベントやレクリエーションを通して、たのしくて潤いのある生活を一緒に送りませんか?

気になる方はぜひ詳細をHPからご覧いただくか、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

監修者情報

運営会社
株式会社ジェイ・エス・ビー
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〒600-8415 京都府京都市下京区因幡堂町655番地
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