健康な状態で長生きしたいと考えるのであれば、食べ物や食事の仕方を意識することがとても重要です。

毎日3食バランスの良い食事を摂れていますか。食事は一人ではなく誰かと一緒にできているでしょうか。

この記事では、長生きをするために摂るべき食べ物や意識するべき食事方法について解説していきます。

長生きするための食べ物は？意識してとるべき３つの食品

長生きをするために食べるべき食べ物とはいったいなんなのでしょうか。

意識して摂りたい食品とそれらに含まれる栄養素をご紹介していきます。

からだを維持する…肉などの動物性タンパク質

長生きをしている高齢者の方は、肉や魚などの動物性タンパク質をたくさん摂取している傾向にあります。

成長期を終えた成人や高齢者でもタンパク質を毎日摂取しなければ、健康的な肉体を維持することはできません。

中でもおすすめしたいのは哺乳類の肉からタンパク質を摂ることです。

大豆や魚と比較すると哺乳類である家畜の方が生物学的にヒトと近いため、タンパク質を構成するアミノ酸の組成が似ており、最も効率的にタンパク質に再合成されると考えられています。

ただし腎臓に疾患がある場合はタンパク質をたくさん摂ると腎臓に負担がかかってしまい、腎臓の病状を悪化させてしまう危険があるので注意してください。

あらゆる病気のリスクを下げる…豆類

豆類には食物繊維や葉酸塩、フィチン酸が豊富に含まれているため、豆類を食べることで脳卒中やうつ病、大腸がんなどの病気にかかるリスクを下げることができると言われています。

納豆や枝豆などを食べる日本人をはじめ、ひよこ豆やレンズ豆、ホワイトビーンズをよく食べる地中海沿岸諸国の方や、ブラウンビーンズやエンドウ豆を好むスウェーデン人など、豆がある食文化が根付いている国は多くあります。

豆類の摂取量が多い国は平均寿命が長い傾向にあります。

豆類は血糖値やインスリン、コレステロールの数値が高くなることを防ぐので、高齢者の方におすすめです。

また、大豆に含まれている植物性エストロゲンは、乳がんを予防する効果や乳がんを発症した際の生存率を向上させる効果があるとされています。

骨や歯を丈夫にする…チーズなどのカルシウム

口腔機能の低下は身体の衰えの一つとも言われますが、健康を維持するための食事をしっかりとするためにも歯は大切です。

歯科保健の分野では現在、高齢者になっても歯の喪失が１０歯以下に留めることができれば食生活にそれほど大きい支障は生じないという研究結果が出ています。

＞＞厚生労働省「歯の健康」

健康な歯を保つには、骨や歯のもととなるカルシウムが豊富に含まれるチーズや、カルシウムを吸収しやすくする働きを持つマグネシウムが多く含まれるナッツ類などを食べるようにしましょう。

さまざまな種類の食品でバランスよく栄養を摂取しよう

長生きをするために重要なのはバランスのとれた食事を摂ることです。

さまざまな種類の食品をバランス良く食べることで、タンパク質やビタミン、ミネラルといった栄養素をちゃんと体内に吸収することができます。

すると、身体機能や筋肉量が低下してしまうというリスクを抑えることができ、老化するスピードを緩やかにできます。

厚生労働省と農林水産省が公表している「食事バランスガイド」でどんな食べ物をどれくらい食べたらいいのかをチェックしてみてください。

＞＞厚生労働省「食事バランスガイド」

好きなものや食べやすい食べ物だけではなく、1日の献立の中でバランス良く栄養が摂取できるようにしましょう。

長生きするためには食事のとり方も大切

長生きをしたいのであれば食べ物だけでなく、食事のとり方にも気をつけなくてはなりません。

長生きのために意識したい食事のとり方のポイントについてお話ししていきます。

規則正しい食事で生活のリズムを作ろう

健康な状態で長生きするためには、1日の活動で消費するエネルギーと食事から摂取するエネルギーのバランスが大事です。

1日3食しっかりと食べることで、日中の活動に必要なエネルギーや栄養素を補うことができます。

また、毎日決まった時間に食事をすることで生活リズムが整います。

食事の時間の感覚が空きすぎてしまうと食べ過ぎや完食などにつながりますが、食事の時間を決めることでそれを防ぐことができます。

『共食』で毎日楽しい食卓を

近年では高齢者の孤食が多くなっています。

孤食は自分の分の食事だけしか用意しないため、栄養バランスを考えることが疎かになりがちです。

また、一人ぼっちの食事は食欲がわきにくい傾向にあり食事量が低下します。

すると、食事から必要なエネルギーや栄養を摂れなくなって筋肉量が減り、日中の活力が低下します。

さらに食欲がなくなり栄養不足に陥るという悪循環を引き起こします。

実際に100歳以上の元気な方に、誰かと一緒に食事を摂っているかを聞いたところ、「ほとんど誰かと一緒にたべている」と答えた方が70％、「時々1人で食べることもあるが、誰かと食べることが多い」と答えた方が11％となり、長生きしている方の8割以上が共食をしているというデータがあります。

バランスのとれた食事と楽しい生活こそが健康長寿の秘訣

肉などの動物性たんぱく質や豆類、チーズなどを食べることによって、長生きするために必要な栄養素が摂取できることや、決まった時間に食事をとり、誰かと食事をすることが重要であることについてお話ししてきました。

グランメゾン迎賓館シリーズでは、栄養バランスの良い食事をとることができ、共食やイベントなどで毎日を楽しく過ごせます。

普段の食事バランスが気になる方や、いつも一人で食事をとっているという方におすすめです。

ご興味のある方は公式サイトをご覧いただくか、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

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