2022.08.30
高齢者はペットを飼うべき?メリットと注意点を解説夫婦で老人ホームに入れる?入居条件やメリット・デメリットを紹介!
夫婦で老人ホームに入居することを検討中ですか?
二人部屋のある施設は少なく、入居条件も施設ごとで決まっているため、悩んでいる方は調べたり見学に行ったりなど早めの行動がおすすめです!
そこで今回は、老人ホームに夫婦で入居するための条件やメリット・デメリットなど、夫婦での入居についてご紹介します。
目次
夫婦で老人ホームに入居したい!条件は?
老人ホームにはさまざまな種類がありますが、夫婦が一緒に入れる施設は限られています。
夫婦部屋がある代表的な老人ホームは、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、健康型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の4種類です。
ただし上記の種類の中でも、施設によっては夫婦部屋の用意がないところもあるので、必ず施設に直接確認するようにしてください。
また、夫婦部屋がある施設でも、介護の有無によって入居できるかが変わります。
以下のように、3つの健康状態別に入居可能な施設をまとめました。
二人とも自立している場合
二人とも自立していて介護が必要ない場合は、介護認定がない方でも受け入れている施設を選びましょう。
住宅型有料老人ホーム、サ高住、健康型有料老人ホームは、自立者の入居が可能。
さらに住宅型老人ホームとサ高住は、入居時に自立者であっても、月日が経って介護が必要となった時に外部の介護サービスを受けることができます。
しかし、介護の重度によっては転居や退去が求められることもあるため、実際に受けられる介護サービスや、転居・退去が求められる条件を前もって確認しておきましょう。
健康型有料老人ホームは、自立した方向けのサービスが提供されており、介護が必要になる場合は退去が前提となっているので注意してください。
どちらかが要介護者の場合
夫婦のどちらかが要介護者の場合は、自立者と要介護者の両方を受け入れている施設から選びます。
この場合入居可能な施設は、住宅型有料老人ホームとサ高住です。
夫婦一緒に入居をしても、それぞれが自分に必要な介護サービスを選択して利用することができます。
上記でも説明したとおり、入居を検討している方は、実際に受けられる外部の介護サービス、転居・退去が求められる条件などを前もって確認するようにしましょう。
二人とも要介護者の場合
二人とも要介護者の場合は、要介護者を受け入れている施設を選びます。
要介護者が入居可能な施設は、主に介護付き有料老人ホーム。
施設によりますが、住居型有料老人ホームとサ高住も入居可能なところが多いです。
介護付き有料老人ホームは、介護を必要としている方向けのサービスを提供しているため、自立者の入居はできません。
介護度が重い方にも対応している施設が多いという特徴があります。
夫婦での入居は、早めに検討しよう!
夫婦での入居を悩んでいる方は、余裕を持って早めに検討することをおすすめします。
そもそも、二人部屋を用意している老人ホームは少なく、全体の施設の半分程度しかありません。
自分たちの条件に合った施設を見つけても、満室で入居できないおそれも考えられます。
また、夫婦での入居を悩んでいる間に、パートナーが突然倒れてしまうことも。
急いで老人ホームを選ばないといけなくなり、自分たちの理想の施設を選ぶ余裕がなくなってしまいます。
万が一このような緊急事態が起きたとしても、すでに老人ホームに入居していれば安心です。
専門の知識を持ったスタッフたちが対応してくれます。
老老介護や家族への介護負担も避けられるので、夫婦が元気なうちに施設選びを始めるといいでしょう。
検討するのは65歳頃からがベスト
具体的には、65歳前後からの検討が最適です。
多くの老人ホームは、60歳以上または65歳以上を入居条件にしています。
特例を除いて、指定の年齢を満たしていない場合は入居できません。
また日本の平均健康寿命は、男性が72.68歳、女性が75.38歳です。(※令和元年時点)
参照:健康寿命の令和元年値について|厚生労働省
健康寿命とは元気に生活できている状態のことであり、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間を指します。
体が元気で正常な判断ができるうちに、情報を集めたり施設の見学をしたりして、自分たちの理想の条件や健康状態に合った施設を探しましょう。
夫婦入居のメリットとデメリット
夫婦での老人ホームの入居を悩んでいる方にとって、二人で同じ部屋に入居することのメリット・デメリットは気になりますよね。
以下にまとめたメリット・デメリットを把握したうえで、検討してみてください。
メリット
夫婦で老人ホームに入居するメリットは4つあります。
- 親しみのある地域で夫婦一緒に暮らすことができる
- 個別に入居するよりも費用が安くなることが多い
- 一人部屋よりも、部屋の広さにゆとりがある
- 部屋の設備が充実している施設が多い
二人部屋で入居すると、それぞれが個別で部屋を借りる時よりも費用が安いことが多いです。
しかし、一人部屋よりもキッチンや浴室など部屋の設備が充実していることも多く、その場合費用が高くなることもあります。
しかし、親しみのある地域で二人一緒に暮らせる、部屋の広さにゆとりがあるなど、安心した暮らしを送れるメリットがあります。
デメリット
夫婦で老人ホームに入居するデメリットは3つあります。
- 夫婦部屋を用意している施設が少なく、施設選びの幅が狭まる
- パートナーとの介護度の違いがストレスになることがある
- 住み替えの可能性がある
パートナーが要介護者になると、スタッフが夜間に介助や見回りの出入りをするようになるなど、生活リズムの違いが生まれてストレスになることも。
また、パートナーの転居・退去や、亡くなってしまった場合、二人部屋に一人で住むこともできますが、多くの方は一人部屋に住み替えることになります。
まとめ
夫婦二人で老人ホームに入居することは可能です。
迷っている方は、心と体が元気なうちに入居の検討をしましょう!
自分たちの希望条件と健康状態に合った環境で、ゆとりのある安心な暮らしを送ってみてはいかがでしょうか?
サービス付き高齢者向け住宅のグランメゾン迎賓館シリーズでは、ゆとりある空間と、キッチン、お風呂、トイレが室内に設備された夫婦部屋を取り揃えています。
入居者様に自由な暮らしを安心して送っていただけるよう、施設内には24時間職員が滞在しており、外出の制限は設けていません。
実際にグランメゾン迎賓館シリーズの夫婦部屋に入居されている方のお声をご紹介しているので、ぜひご覧ください。
より安心・快適な環境で、なるべく今までと変わらない生活を夫婦一緒に送りませんか?
気になる方は、お気軽にお問い合わせください。
監修者情報
- 運営会社
- 株式会社ジェイ・エス・ビー
- 住所
- 〒600-8415 京都府京都市下京区因幡堂町655番地
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