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高齢者はペットを飼うべき?メリットと注意点を解説

老後の楽しみのためにペットを飼いたいと考えている高齢者の方は、たくさんいらっしゃるでしょう。

しかし、高齢者の方がペットを飼うことには、メリットがあるのと同時に、注意点や懸念点もあることを忘れてはいけません。

この記事では、高齢者がペットを買うメリットと、注意点や懸念点について詳しく解説していきます。

高齢者がペットを飼うメリット

高齢者がペットを飼うメリット

高齢者がペットを飼うメリットは、アニマルセラピーの効果が得られることと、健康を維持するきっかけになることです。

それぞれのメリットについて詳しくお話ししていきます。

アニマルセラピーの効果が得られる

動物とのふれあいは人の心を癒してくれるので、アニマルセラピーの効果が期待できます。

研究の結果、アニマルセラピーを受けた高齢の認知症患者は、アニマルセラピーを受けていない患者と比較すると、周囲の人との関わり合いや発言が増え、笑顔になるといった社会性の向上が見られました。

また、高齢者施設に入居している37名がセラピー犬と触れ合うことによって、睡液中のオキシトシン(幸せホルモン)が平均135%増加したという研究結果も出ています。

つまり、アニマルセラピーは高齢者に喜びをもたらし、より幸せで充実した生活を送る手助けになることが、実証されたことになります。

健康を維持する助けになる

高齢者がペットを飼うことで、ペットの散歩や食事の時間に合わせて起床したり、運動したりするようになるので、自然に規則正しい生活ができるようになります。

犬を飼育している高齢者は、そうではない高齢者と比べるとBMI値が低いことや、1週間あたりの身体的行動回数が多いことが、50歳以上の男女4万人を対象にした測定とアンケートによって、確認されました。
現状・課題・サービス・終生飼養

参照:高齢者がペットと暮らすこと ―現状・課題・サービス・終生飼養―

また、ペットの飼育経験があり、ペットとの接触が多く、ペットへの愛着度が高い高齢者は、IADL(手段的日常生活動作)障害をもつ割合が低いということも研究で明らかになっています。

IADL(手段的日常生活動作)とは、洗濯や買い物、お金の管理といった日常における少し複雑な動作のことです。

ペットの存在は、高齢者の健康維持をサポートしてくれると言えます。

高齢者がペットを飼う際の注意点

高齢者がペットを飼う際の注意点

高齢者がペットを飼うメリットは大きいですが、それと同時に、注意しなければならない点もあります。

高齢者がペットを飼う際の注意点についても、詳しく確認しておきましょう。

ペットの病気・怪我や飼い主の感染症に注意

高齢者がペットを飼う際に気をつけたいのは、ペットの病気や怪我です。

感染症の予防接種を行うのはもちろんですが、ペット単独の外出は、細菌が繁殖しているものに触れる、他の動物に怪我を負わせられる、ノミが繁殖しやすくなるといったリスクが高くなります。

猫は室内で飼うようにし、犬を外に連れていく場合は必ずリードをつけるようにしましょう。

また、飼い主自身も感染症に気を付けなければなりません。

飼い主の免疫力が低下している場合、怪我をすると感染症を発症しやすくなるので、ペットとの触れ合いの際は注意が必要です。

身体能力低下に伴う世話の難しさ

高齢者がペットを飼う際の懸念点として、飼い主の身体能力低下に伴う世話の難しさがあげられます。

ペットを飼うのであれば、歯磨きや爪切りなども日常的に必要になります。

ペットの具合が悪くなってしまった場合は、動物病院に連れていかなければなりません。

しかし、飼い主の視力や握力などの身体能力が低下し、ペットの日常的なお世話が難しいという声や、体力的・経済的な理由で動物病院に連れていくことが難しいという声があがっています。

認知症や記憶力の低下に伴う世話の難しさ

高齢者になると、認知症を発症するリスクが高くなります。

認知症を発症していなくても、歳をとるにつれて、記憶力や理解力、判断力、自制心などが低下していきます。

実際に、配偶者を失った高齢者の方が寂しさに耐えきれずに、犬や猫などのペットを衝動的に飼い始めてしまったケースも。

ペットを飼い始めたときは、日常生活を問題なく送れている方でも、時間の経過とともに身体的な理由でペットの世話が困難になることもあります。

ペットの世話をし続ける責任が必要

高齢者の方がペットを飼う場合は、生涯世話をし続けられるかどうかを考えましょう。

車椅子生活になってしまった一人暮らしの高齢者の方が、飼い猫のエサやりや身体のお手入れ、トイレの掃除などが十分にできず、猫自身や室内が不衛生な状態になってしまうケースがあります。

また、自宅で数匹の野良猫に餌を与えていた高齢者の方が、施設に入居してしまった影響で野良猫が放置され、ご近所トラブルが発生したケースも。

ペットの世話ができなくなった場合は、ペットシッターに依頼する手もありますが、それを継続するにはかなりお金がかかるので、経済的に難しいでしょう。

最悪の場合、放置されたペットが殺処分されてしまう可能性もあります。

高齢者の方がペットを飼うときには、施設への入居や入院によってペットを世話することが困難になる可能性も視野に入れなければなりません。

ペットの世話ができなくなったときに、引き取り手がいるか、ペットシッターを雇うことができるかを、考えることが重要です。

ペットに代わる生きがい「サービス付き高齢者向け住宅」という選択

高齢者がペットを飼うことにはメリットがありますが、ペットの世話をし続けることができるかどうかという懸念点もあります。

特に一人暮らしの高齢者の方がペットを飼うことはリスクが高いと言えるので、他の生きがいを見つけた方が良いかもしれません。

そこでおすすめしたいのが、サービス付き高齢者向け住宅です。

サービス付き高齢者向け住宅とは、安否確認や様々な生活支援サービスを受けられるバリアフリー対応の賃貸住宅のこと。

有料老人ホームと比べて、生活の自由度が高いのがメリットです。

また、他の入居者との交流も比較的盛んに行われるので、生きがいを作りやすくなります。

イベントが多く笑顔が絶えないジェイ・エス・ビーグループの高齢者向け住宅「グランメゾン迎賓館シリーズ」

ジェイ・エス・ビーグループの高齢者向け住宅「グランメゾン迎賓館シリーズ」は、安心・安全な空間で快適に過ごすことができる、サービス付き高齢者向け住宅です。

多彩な行事があるのが特徴で、餅つき大会やカラオケ大会、出張ネイルサロン、紅葉狩り、マジックショーといったバラエティに富んだイベントがたくさんあります。

ご入居様同士のコミュニケーションを楽しめる機会が多いのが特徴です。

>>グランメゾン迎賓館シリーズのイベントスケジュールを知りたい方はこちら

ご入居者様以外にも、地域のご高齢者様とも積極的に交流し、地域全体でコミュニティを形成することを目指しています。

また、専属シェフが作る栄養バランスがとれた食事サービスがあるので、仲間とともに楽しくて健康的な生活を送ることができます。

人生を楽しくするきっかけを作れる場所、グランメゾン迎賓館シリーズで、充実した毎日を過ごしてみませんか?

詳細が気になった方は、ぜひHPをご覧ください。また、お気軽にお問い合わせフォームからご相談ください。

監修者情報

運営会社
株式会社ジェイ・エス・ビー
住所
〒600-8415 京都府京都市下京区因幡堂町655番地
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TEL:075-353-7753 FAX:075-353-7754
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