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高齢者の一人暮らしの問題点。見守りサービスや支援による対策とは?

少子高齢化や核家族化による暮らしの変化などにともない、高齢者の一人暮らしが増加していることはご存知でしょうか。

高齢者の一人暮らしには危険がいっぱい…。
ただし、見守りサービスの利用や家族の近居など、高齢者が安心して一人暮らしをするための対策もたくさんあります。

今回は、高齢者の一人暮らしの問題点増えている現状対策方法などをご紹介いたします。

この記事はグランメゾン迎賓館が執筆しています。


高齢者の一人暮らしの問題点

高齢者の一人暮らしの問題点について、高齢者が抱える問題社会が抱える問題に分けて解説いたします。

快適な暮らしを安心して送るためにも、問題点を理解して対策を考えることが大切です。

高齢者個人が抱える問題

高齢者が一人暮らしをしたとき、多くの場合、本人が抱える問題点は以下の4つです。

  • 社会的に孤立してしまう
  • 病気、介護度、認知症などの症状が進む、孤独死のリスクが高まる
  • 生活意欲が低下する
  • 犯罪に巻き込まれるリスクが高まる

近年では、新型コロナウイルスの影響により外出する機会も減り、買い物も通販の利用などで済ませる機会が増えました。

単身世帯では、家に話し相手がいないため孤独を感じやすく、実際に社会的に孤立してしまいます。

家族や友人、趣味・サークル仲間との交流が乏しくなるにつれ、日々の生活に生きがいや喜びを感じる機会が減り、生活意欲の低下につながってしまいます。

精神的な問題だけでなく、介護度や認知症、病気においても、本人が気づかないうちに進行していた場合、発見が遅れてしまうため大変危険です。

また、高齢者を狙った詐欺などの犯罪に巻き込まれやすくなります。
すぐに相談して頼れる相手が周りにいない場合、気持ちの焦りから判断が鈍って被害に合うケースも多いです。

その他にも、食生活の偏りや自然災害が起きたときの対処など、命に関わるトラブルもあるため、高齢者が一人暮らしをする際は、対策を練る必要があります。

社会が抱える問題

高齢者の一人暮らしの増加によって、社会が抱えるようになった問題もあります。

  • 高齢者による犯罪の増加
  • 消費者契約のトラブル

近年では、高齢者が加害者となる犯罪も増えており、問題視されるようになりました。
捕まった人の多くが、単身者や家族以外との接触が少ない方であるという調査結果も出ています。

また、消費者契約のトラブルも問題視されています。
60歳以上の高齢者から全国の消費生活センターに、「健康食品などの定期購入」、「情報通信関連」、「訪問販売」、「電話勧誘販売」などに関する相談が増加。
頼れる相談相手が身近にいたら、上記のような相談内容も減少するでしょう。

高齢者の一人暮らしの現状

高齢者の一人暮らしの現状
65歳以上の高齢者の一人暮らしは、男女ともに増えているのが現状です。

内閣府が提出した「令和2年版高齢社会白書」によると、1980年時点で一人暮らしをしていた高齢者は、男性が約19万人、女性が約69万人でした。

しかし、2015年時点では、男性は約10倍の約192万人女性は約6倍の約400万人という調査結果が出ています。

なぜ増えている?

高齢者の一人暮らしが増えている背景には、少子高齢化や核家族化などの「社会構造の変化」が大きく影響していると考えられます。

単身高齢者の意見の代表例としては、以下があげられます。

  • 慣れ親しんだ場所から離れたくない
  • 自立した生活を送れていて、生活環境に満足している
  • 身寄りがない、または家族を頼ることができない

自分の意思で一人暮らしをしている方、本意ではないけど一人暮らしをせざるを得ない方など、それぞれの理由があることが分かります。

高齢者の一人暮らしの対策

高齢者の一人暮らしの対策
先述した高齢者の一人暮らしの問題点に対して、具体的な対策方法をご紹介します。

一人暮らしを続けたい場合

一人暮らしを続けたい場合、リスクを回避するためにどのような対策があるのかをご紹介します。

家族と近居する

近居とは、親世帯と子世帯が、日常的に行き来できる距離に住むことです。
同居となるとお互いに気を遣ったり、生活リズムに支障が出たりしますが、近居では程よい距離感を保ちつつ何かあった時はすぐに駆けつけることができます。

自治会や町内会への加入

地域の自治会や町内会へ加入すると、地域の人と交流する機会が増えるので、社会的な孤立を防ぐことができます。
また自治会の中には、災害が発生した時、高齢者の一人暮らしの世帯があればいち早く安否確認をして、必要な対策を行ってくれるところもあります。

民間の見守りサービスを利用する

見守りサービスとは、遠方で暮らす家族の代わりに、高齢者の生活をサポートするサービスです。
介護保険が適用されていないため、全額自己負担でのサービス利用になります。

サービス内容は、安否確認や生活上の安全確保、緊急時の対応などがあり、見守りサービスを提供している企業によって様々です。

自治体の高齢者支援サービスを利用する

高齢者が住み慣れた地域で生活を続けられるよう、市区町村では、住民票がある方へ独自の支援策を提供しています。

サービス内容は、おむつの支給、食事の宅配サービス、住宅改修費の助成、介護予防教室など、自治体によって様々です。

介護保険サービスを利用する

介護保険サービスとは、要介護・支援状態にある「65歳以上の高齢者」と「40歳から64歳までの特定疾患の患者」が、1割〜3割の自己負担で受けられる介護サービスです。

居宅介護支援や地域密着型サービスなど、自分のライフスタイルに合ったサービス内容を選べます。

一人暮らしを辞めたい場合

一人暮らしを解消したい場合、どのような選択肢があるのかを解説します。

家族と同居する

高齢者本人もご家族も1番安心できる方法は、同居です。

ただし介護が必要となると、肉体的・精神的に疲労してしまいます。
介護保険サービスなどを上手に利用するのがおすすめです。

施設に入居する

高齢者向け施設では、高齢者が安心して生活を送れるよう、専門知識を持った介護士が入居者の生活をサポートしてくれます。

施設によってサービス内容は異なりますが、設備の整った環境で必要なサービスを受けることができます。

グランメゾン迎賓館シリーズで安心・快適な生活を

グランメゾン迎賓館シリーズで安心・快適な生活を
高齢者の一人暮らしには、本人や社会が抱える問題もありますが、民間や自治体が提供するサービスを上手に利用して、安心して暮らせる環境を作りましょう。

また、家族との同居や高齢者向け施設への入居も対策方法のひとつです。

グランメゾン迎賓館シリーズでは充実した介護サービスをご用意しており、住宅内に併設された事業所スタッフによる細やかなサポートを受けられます。
また、近隣の歯科や薬局、医療機関と協力連携体制を敷いているため安心です。

詳細はこちらをご確認ください。
>>グランメゾン迎賓館シリーズの「きめ細やかな介護・医療」

デイルームには、体操やレクリエーションなどを行うことができ、日々の生活を楽しむサービスもご用意しています。
生活スペースには、「人体感知センサー」や「緊急通報ボタン」などを緊急時に備えて設置しています。

詳細はこちらをご確認ください。
>>グランメゾン迎賓館シリーズの「安心・安全・快適な住空間」

介護スタッフが24時間365日常駐し、要支援1〜2・要介護1〜5の方にも安心してお住まい頂ける施設もありますので、気になる方はぜひグランメゾン迎賓館シリーズまでお問い合わせください。

監修者情報

運営会社
株式会社ジェイ・エス・ビー
住所
〒600-8415 京都府京都市下京区因幡堂町655番地
お問い合わせ
TEL:075-353-7753 FAX:075-353-7754
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